葵(あふひ)の素敵なめぐり逢い

世界文化遺産上賀茂神社で葵を育て文化を伝承する葵の講師「高瀬川薫子」の活動

自然と共に暮らすライフスタイル

梅にうぐいすではなくてめじろ

春一番が吹き、小雪がちらついたと思ったら日差しが春めいたりと。 忙しい。 御苑を歩いていると梅の香しいかおり。 小鳥がさかんに花の芯のあたりをつついています。梅にうぐいす。ではなくて 梅にめじろでした。 何をたべているのかな。 家にかえると鼻の…

冬瓜 (鴨瓜)

市原に住む友人の家によると大きな冬瓜をいただいた。 冬瓜は古くは3世紀「正倉院文書」にすでに記されている。 冷たくひやしてそぼろあんかけなどにしていただく。 体を冷やす成分があり夏にはもってこいなのだが、なぜ 冬瓜というのか不思議だった。 保存…

上賀茂の森へ

9月1日上賀茂神社へお参りに。 上賀茂はひっそりと遷宮であたらしい白砂が眩しい。 手水もまだ冷たくはなく軟水のなめらかさをかんじられた。 あまりしられてないが、御物忌川(おものいがわ)のあたりから伊勢を遥拝できるところがある。 いつもお伊勢さん…

レイチェル・カーソン著 センス・オブ・ワンダー 

自然は大切な贈り物を用意しておいてくれます 美しいもの、未知なるもの、神秘的なものに目をみはる感性をこどもたちに育むために書かれました。そして雨の森や嵐の海にいざないます。 知ることよりも感じること。こどもだけでなく いつまでも感じるこころを…

ウォールデン 森の生活 ヘンリー・D・ソロー著

今年の夏休み最後に読みたかった本です。 8年ほど前にマレーシアでナチュラリストに興味を持ってから自然とともに生きるという生活に憧れてきました。 いつかツリーハウスに住みたいと思っています。 ソローは著書の中で 夢に向かって大胆に進めば 普通の暮…

牧野富太郎のなぜ花は匂うのか

大きな花や小さな花。 花は集まるお客様をもてなすためさまざまな工夫をこらしています。 お得意様のお気に召した香りを放ち、中の構造もお得意様好みになっております。 日本植物学の父・富太郎は植物の愛人としてこの世に生まれてきたように感じる。と書い…

超簡単 1時間でできる 麻のワンピース

今年も作りました。水色のほうはバイアス方式。バイアスをいかして、片側しか縫わなくていいんです。布の落感があり、細く長く体にフィットします!

モリアオガエル

おとなになりかけてますの。 肺呼吸に変換中でうごけまへん。

セキショウブ

花言葉は豊か。 両側に天秤のようにまあるい種をつけます。 クールでしょう。

ユキノシタ

樹齢1000年の相生杉(あいおいすぎ)の下に咲くユキノシタ。花言葉は深い愛。 純白できりっと丹精なそのたたずまい。 細い細い茎に可憐な白い花をさかしている。 そのつぼみはもっと小さくわたしの小指の爪の半分ぐらい。 いじらしくてかわいらしい。 鹿もお…

 おとしぶみ

頭巾山にでかけたとき、川の上流から落とし文が流れてきた。 誰のおとしぶみか。何がかかれているのかな。気になるけれど見ないでおいた。

カメさんの背中にのって竜宮城

山川草木。とても好きな四字の言葉。 鴨川の流れは気持ちいい。 きょうも楽しいところへ向かいましょう。 すい〜すい〜。

冬のフタバアオイ

ベランダのフタバアオイがあまりに寒そうなので藁をかぶせました。 森では枯葉が幾重にも積もりあたたかなんですが、ベランダに枯葉が舞い散ることはありません。 冬の葵がどうような状態かというと、この写真。地面を這うように広がっています。葉芽、花芽…

七草粥

久しぶりに立派にそろった七草を見ました。57577のリズムでどうぞ。 セリナズナ ゴギョウハコベラ ホトケノザ♪ スズナスズシロ 春の七草♪〜お正月で弱った胃を整え、新年会に備えましょう。 また食べるんか。

ふきの薹 恥ずかしそうに 二つ三つ

〜小学生のとき青以知(祖父)さんに習い はじめて作った俳句〜 こんな昔のことを今でも覚えているとは、植物を眺め、俳句を作る。ということは記憶にのこることなんですね。 今朝、庭を見ていたら、落ち葉の間に早くも蕗の薹を見つけました。 例年ですと大…

朝の散歩〜御苑に霜〜

朝の陽の中で芝生がキラキラとしている。 ここは和宮内親王が14歳まで過ごされた場所。今も同じように霜は降りる。朝の散歩は発見が多い。スニーカーの色が同じ人をみつけた。 桜の木の芽は春を目標にしっかり冬超えを決め硬く上を向いている。 きょうは冬…

風の贈り物・上賀茂の森のリース

京都は突風が吹く悪天候。上賀茂の森の木の枝が随分落ちてしまいました。これでリースを作ってみようと思います。 南天は難を転じるという意味があることから表鬼門、北東にアレンジします。 三葉の松は歳神様が訪れますよう、来年の恵方、南南東に配置しま…

 子供たちと宝絵巻づくり

まずは上賀茂神社を観察することからはじまりました。わたしは葵の守り人の役。境内の木々や草の秘密をおしえます。たらようの葉は裏側に字がかけ、切手をはれば、葉書としておくれるんです。郵便局のシンボルツリーとなっているんですよ。 観察したことを絵…

緑の絨毯〜庭の葵が今年も繁る〜

まるで緑の絨毯のよう。ほんとうに美しいのです。風が吹きたなびく様子 右から吹けばいっせいに左にたなびき 左から吹けばいっせいに右にたなびく そして雷の夜など稲光とともに嵐のようなとても強い風が吹けば そこには道ができ その道は大切なものに繋がっ…

桃花神事

神がきに咲きそふ花を見てもまづ 風おさまれと世をいのるかな 賀茂久世(上賀茂神社 第三十二代神主) 当代が204代ですからずいぶんと昔に詠まれた御歌ですね。 今日は3月3日 五節句(供)のひとつの「上巳(じょうし・じょうみ)」という日です。 上巳(桃…

京都御苑の梅

梅の蕾が膨らみはじめました。春はもうすぐそこに。 花をみているわたし。花もわたしをみている。 こんな土曜日の昼下がりは、鳥たちにまじって飛び石をとんでみたくなりました。枝にとまる鳥。 枝には羽根もなく空を飛ぶことはできません。蕾を膨らませて薫…

初卯神事

新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくおねがい申し上げます。ほんとうに寒いお正月でした。 上賀茂神社の楼門も雪化粧です。1月3日、きょうは歳があらたまって最初の卯の日にあたり、初卯神事が行われました。 お祭りにもちいられるの…

御苑のイチョウ最高や

きれいなな 飛んでみようか うわ〜きもちいい おっと 飛んでみたり ちぢんでみたり 休んでみたり 走ったり いろいろある

ことし始めた山登り 比良山青ガレに挑戦

こんなかんじでいいのか〜 からだを動かすこととはこういうことだったのかと 気ずかされる。思考はとまり目の前のことに没頭した。

零余子(むかご)飯 に 芥子菜(からしな)おひたしを添えて 

山菜むかごを摘んできました。 零余子飯は晩秋の季語として俳句にもよくでてきますが むかごを知ったのは山登りをはじめたつい最近のこと。つるになる山芋です。 自然をまるごといただくことの素晴らしさは格別です。鉄分やカリュウムが多く、デトックスにも…

森の木々たち

森の中は生き残り大作戦! ハンモックでゆらゆらしていると木々の合間に生き残りの千恵がみえてきた。 植物は人間のように足がない。そう簡単に移動はできない。 環境にあわしながら、一言もものをいわず、対応していく。 そのスピードはゆるやかで何年もた…

嵐山渡月橋を見下ろす

こんな紅葉の見方ははじめて 松尾大社から月読み宮を参拝して松尾山〜嵐山に向かいました。わたしは京都に生まれ京都に育ったせいか わざわざの紅葉鑑賞はしたことがありません。よって 有名な嵐山の紅葉の錦というのをみたことがなかったのです。 しかしな…

雲母口〜比叡山山頂、延暦寺へ 2時間の旅 

最高ジョ 山登りは気持ちいい。頂上でのこんな瞬間はとても幸せな気分になる。行きましょう山へ

鎮守の森

自然の中で 昼下がり参道から少しはずれて山の小道へと進んでみる。 しばらく行くとそこには平らな土地がひろがっていた。 何の跡でしょうか?こんな人が踏み入れないところに。 何か祭事でもしていたのでしょうか。落ち葉が一面にひろがりその落ち葉を踏み…

御苑の梅 〜樂美術館

今にもおちそうなしずくの中に春が見えた 京都御苑を西にとって行くと樂美術館がある。 五代宗入作 黒樂茶碗 銘 梅衣があった。宗入は光琳、乾山とは従兄弟関係になる。]映画 利休にたずねよ。に使われた 長次郎作 黒楽茶碗 銘 万代屋黒 ( もずやぐろ ) もあ…