幼少期を京都、岡崎で過ごしたわたしは、黒谷さんにどんぐりをよく取りに来た。 ここには小さな蓮池があり太鼓橋がかかっていた。底なし沼。落ちたらひっぱられ底へ底へと・・・。といわれ全力でこの橋を通りぬけたものだ。 大人になった今はゆっくりとその…
楼門の前にかかる玉橋の下を流れる御物忌川。源流は遥か山の中、小池、蜂が池をへて、新宮の横を流れ、われわれの前に姿を現す。 賀茂にある細かい葉のシダがあるという。初夏に蛍をみたのもこのあたりだった。 川の背が見えるぐらい清らかな川ではあるが水…
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