2016-08-24 雲ヶ畑松上げ 暗闇に現れた「六」の明かり 巡り逢いの陰陽エッセイ なんだかさみしい夏のおわり 京都には五山以外にも山が燃えるところがあります。 雲ヶ畑の松上げです。上賀茂を奥へ奥へと車で20分。 今年は「六」の字でした。 文徳天皇の皇子惟喬親王を祀る神社から勇壮の出谷町若衆が火をもって村人が集まる福蔵院へと走ります。 平安時代 藤原良房の圧力により皇位を継承できなかた皇子の傷心を癒すために村人が行ったのがはじまりだそうです。松上げの火であぶったスルメがふるまわれました。聡明だったと言われる皇子にちなんで頭のところをいただきました。