葵(あふひ)の素敵なめぐり逢い

世界文化遺産上賀茂神社で葵を育て文化を伝承する葵の講師「高瀬川薫子」の活動

 風姿花伝 世阿弥から学ぶこと

珍しきは面白きなり 往せぬ(停滞しない)こと すなわち花なり 

そもそも自然界の花は、どんな花であっても、四季の決まった時期に咲くものであり、それが珍しさを感じさせるから、珍重されているのである。

いったんは散るけれど季節が巡ってくると また花を咲かせる。この「停滞」させず 常に新鮮さを心掛けることこそ 「珍しさ」 「面白さ」 つまり 「花」 であるという。


月曜日の新聞に掲載される、天野文雄先生の連載を楽しみにしています。第2回葵文化サロンでは『現代人は「能」にどう向き合えばよいのか』をご講演くださいました。 天野ちゃん連載がんばって。

今年最後の月です。花のように。