葵(あふひ)の素敵なめぐり逢い

世界文化遺産上賀茂神社で葵を育て文化を伝承する葵の講師「高瀬川薫子」の活動

人日(じんじつ)の節句

(人日は古代中国の占いに由来し、正月1日から鶏、狗(犬)、猪(豚)、羊、牛、馬の順に獣畜を占い、7日になって人の占いを始めたことによる)

この日、青馬(白馬)をみた。笑顔の一年になりそうやわ


上賀茂神社では宮中行事の白馬節会を神事にした「白馬奏覧神事」がおこなわれた。
神様には七草粥が供えられ、
神馬「神山号」には大豆が与えられた。
生きた白馬がいるのは京都ではこちらの神社だけ。
今年はじめての節句。この日、丘の上の青馬(白馬)をみれば 1年を無病息災にすごせるという古来中国の言い伝えによる。
穏やかな一年であってほしいと願う。

□人日(じんじつ)の節供 1月7日 七草の祝い □上巳(じょうし)の節供 3月3日 ひなまつり □端午(たんご)の節供 5月5日 子供の日 □七夕(しちせき)の節供 7月7日 七夕まつり □重陽(ちょうよう)の節供 9月9日 菊まつり 縁起の良い奇数(陽数)の最大値"9"が重なることから重陽とよばれます。

季節の節目を大切にし、神様を身近に感じて生きてきた日本人の暮らしぶりといえましょう。