葵(あふひ)の素敵なめぐり逢い

世界文化遺産上賀茂神社で葵を育て文化を伝承する葵の講師「高瀬川薫子」の活動

 清明

草木が芽吹き 花は咲きはじめ、すがすがしく、日差しが明るくなってきました。
御苑では梅の花が散りはじめ、桃の花が開き、桜が咲き始めます。
この桃の花の色はみごとな紅色。葵祭で勅使が御祭文を奉上されます。そのときの紙の色は白ではなく、紅色です。
これはこの祭に限られた色です。
葵文化サロンのパラソルの色を決めるときに、上賀茂神社神職が紅色にしようと、許された色でもありました。